XF33mm F1.4を買いました。
正確には、カメラのキタムラさんで、中古商品を予約して店舗到着を待ってる段階です。ホクホク。
最近は中華レンズばかり買っていましたが、久しぶりの純正レンズ。しかも結構お値段します。
どうしてこのレンズを選んだか?
一番の理由は、このレンズなら夜の街を気持ちよく撮れそうだから(当たってくれ、この予想)。
この記事では、自分なりの購入までの検討経緯をまとめています。
忙しくて中々写真を撮りに行けない人、XF 33mm F1.4の購入に迷っていて、最後のひと押しをして欲しい人に響いたら嬉しいです。笑
ストリートスナップを始めたい
僕は普段、ストリートでタイムラプスを撮るのがメインですので、基本的には広角レンズをメインで使っています。
しかしせっかくミラーレス一眼を手にしているので、それ以外にも活用したい。まずは普通にストリートスナップも始めるか。
という流れで、スナップ撮影用のレンズを探し始めました。ちょっと特殊ですね。
最初は、値段も手頃で、評価も高いTTartisanのレンズを購入してみました。
TTartisan の35mm F1.4や、TTartisan 50mm F1.2 なんかは、本当にいいレンズで気に入って使っています。
TTartisanさんの新製品は、今後もウォッチしていきたいです。
Tweets by TTArtisanCN中華レンズは使いづらさも
これらのレンズは素晴らしい、というところは揺るがないのですが、自分の事情がちょっと特殊なため、しばらく使っているとこれらのレンズではマッチしない部分もあるなぁと感じてきました。
特殊な事情とは、こういった点です。
- 会社帰りのスキマ時間で、夜の街を効率よく撮影したい
- ボディ内手ブレ補正が無い
- 逆光に強いレンズじゃないと辛い
出勤時は何かと荷物があるので、僕はX-E3を持ち歩いています。小型でカッコよくて、とても気に入っているのですが、ボディ内手ブレ補正がありません。
これだと、夜の撮影は基本的に明るいレンズの開放寄りで撮らないと、手持ちのスナップ撮影は厳しいです。
ですが、TTartisan のレンズは、逆光に弱い…
もちろん、これだけ安価で小型のレンズを実現しているので、苦手な部分があるのは致し方ないです。が、自分にとってはここが致命傷でした。
フレアやゴーストも、制御できれば味になる、と思うのですが、自分の今の腕では制御しきるのが難しいと感じてしまいました…
もっと腕を磨けばなんとかなるのかもしれませんが、やはりどうしても少ない時間でサクサクと撮影しなければならない自分の事情を考えると、夜の街で打率高く撮影できないといけないと考え始めました。
XF 35mmやnokton 35mmも検討したが
標準域で純正(もしくはそれに近いレベル)のレンズと言えば、XF 35mm F1.4 や、nokton 35mm F1.2 も検討しました。小さくて軽いですしね。基本的には身軽が一番です。
XF 35mm F1.4は、これまた素晴らしいレンズだと思います。AFが遅い、うるさいと言われますが、サクサク撮らなきゃいけないとはいえ、流石にそこまでの差になっては来ないだろうと想像しています。
しかし逆光耐性が弱いそうなので、残念ながら除外。
noktonも素晴らしい、欲しいです。
ですが、こちらも逆光時の描画が自分に制御しきれなさそうと判断。またx-e3がせっかくの電子接点に対応してないのも一因でした。(本当に特殊な条件ばかりです)
XF35mm f2も候補としてありましたが、TTartisan 35mm f1.4の開放でのボケを体験してから、F2未満が欲しいと。
XF 33mm F1.4 の方が自分にはあってそう
レビュー記事・動画を色々調べてみると、このレンズは開放からとてもシャープ!
いや、解像度至上主義というわけではないのですが、まだまだ写真の腕が未熟な自分に撮って、キレイに撮れた!という体験は、スナップを続けていく上で重要なはずです。
加えて逆光耐性が、XF 35mm F1.4 に比べて強まっているので、光源を撮影する際にも強いだろうと。
もちろんフレアゴーストがまったく出ないというわけでは無いでしょうが、少なくも素直な描写であるという評価が多いように思えました。これなら自分でも使いこなせそうだなと。
悩んだ点
もちろん、悩んだ点もあります。
- 重い(360g)
- 大きい(径67mm×長さ73.5)
- 高い(中古で約90,000円)
まず、重い事、大きいことは僕の運用に反する部分でした。基本身軽が前提で、その中で最大限良い映像を作る、がモットーーだったのです。が、
電器店で実際に触らせてもらったところ、x-e3につけたら意外とマッチ。このボディは浅いながらもグリップがあるところが大きいのかもしれません。X-E4だったら、もしかしたら合わないと思ったかも。
S-10やX-T5 にはベストマッチでしょうね。
TTartisan 50mm F1.2をつけてみて、300g台のレンズも意外といけるなと思ったことおかげで、今回XF33mm F1.4に手を出す決断ができました。ありがとうTTartisan 50mm F1.2!
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また、XF 35mm F1.4 の人気が根強く、価格が中古で60000近いのも理由の一つです。あまり差がないなぁと。
30,000円上乗せするだけで、快適なカメラライフが送れるなら、その価値はあるなと思いました。
といった流れで、XF 33mm F1.4 の購入を決意したのでした。
余談:カメラ・レンズは中古がオススメ
僕は基本的に、カメラやレンズは中古品を購入します。
値段が安いことが理由ですが、万が一自分の使い方に合わなかった場合に、同じくらいの価格でまた売りに出せるからです。
よく使うのは Amazonの中古です。意外と状態がよくて、お値段も良心的です。
また、カメラのキタムラさんも利用します。希望の商品があれば、入荷通知の設定などもできて便利です。また、キタムラさんはランク付けが(良い意味で)厳しすぎるので、少しお得になっているAやABランクでも十分綺麗です。
中古購入の際の参考になれば幸いです。
まとめ:XF33mm F1.4 は夜の街スナップに必須のレンズ(予想)
まとめると、ただただ自分がXF 33mm F1.4 を買うことを肯定するだけの記事でしたね。笑
ただやはり、FUJIFILMが出した渾身の標準レンズであり、開放からの解像感や、逆光にも比較的強いとった特性は、夜の街に限らず、どんな場面でも活躍してくれると期待しています。
なので買って損することはないんですよ、うん。
同じように悩んでる方の、背中のひと押しになれば嬉しいです。
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